古都テーべの栄華を語るルクソール


 ルクソールは古代の大都市テーべが栄えた所である。新王国時代の首都テーべは繁栄の極に達し、 
 カルナック神殿とルクソール神殿の間約三キロにわたっていた。新王国のトトメス三世の時、エジフト
 は最大の版図をもった。
 カルナックやルクソールの神殿は、その栄華の象徴である。ルクソールの対岸、いまのクルナ村は、
 テーべの人々の墓地として利用され、王家の谷、セティ一世、ラムセスニ世らの葬祭殿、貴族の墓
 などがある。


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1  エジプト最初の女王ハトシェプストの葬祭殿。裏山の彼方に王家の谷がある。
2  クルナ村の真前にあるラムセス二世の葬祭殿。後方に日乾し煉瓦製の倉庫がある。

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